日本財団によるインド向け酸素濃縮器の輸送を取扱い

株式会社近鉄エクスプレス（本社：東京都港区）は、公益財団法人日本財団の人道支援活動に協力し、インド・マニプール州向けに酸素濃縮器の輸送を行いました。

今回輸送されたものは、エア・ウォーター・メディカル社製の酸素濃縮器「小夏3SP」100台であり、当社はインド・マニプール州内指定地まで配達しました。

マニプール州はインド最東部のバングラデシュ／ミャンマー／ブータンに囲まれた地域であり、輸送方法について検討を重ねました。 　デリー空港からマニプール州までは陸路で2,500kmあり、丘陵地、蛇行路、雨季のため路面状況が悪化している状況に鑑み、当初はインド国内の転送においても最寄り空港までの空輸を検討しましたが、国内線使用によるダメージや紛失リスク、リードタイム管理の観点から、デリー空港からの陸路輸送を選択しました。

6月21日にANA機便にて日本を出発し、同日デリー空港へ到着、トラックに積み替えられた酸素濃縮器は24日にデリーを出発しました。輸送の間、当社にてGPSによるモニターを続け、29日に無事マニプール州の最終配送先への配達を完了しました。

当社は、今後も新型コロナウイルス感染症の早期収束に向け、エッセンシャルビジネスを担う物流企業として、その使命を果たしてまいります。