水野 美奈子

私が所属している大阪輸出オペレーションセンターでは、お客様の貨物を仕向け地ごとにまとめ、航空会社と輸送スペースを調整する業務を行っています。
世界の市況によっては航空会社からのスペース確保が困難になり、お客様のご要望通りの手配が難しくなることもあります。そこでKWEとして安定的なスペースをお客様に提供するために、貨物機一機のスペースをKWEチャーターとして運航することもあります。営業所をはじめ各部署が連携してチャーター機に搭載する貨物を集め、貨物を満載にしたチャーター機が仕向け地に向けて出発する際の達成感はすばらしいものです。

KWEでは、やる気があれば、責任のある業務を早くから任せてもらえる環境があります。もちろん、上司・先輩からのサポートも手厚く、経験に基づいていろいろな知識を与えてくれます。オペレーションセンターでの業務は個人プレーではなく、チームプレーであることを実感します。
急ぎの貨物と聞くと直行便での輸送をイメージしますが、航空貨物のスペースが混雑している状況によっては、実は、どこかの国を経由した方が早く到着する場合もあります。そのようなルートを発見し、お客様のご要望に見合ったプランを提示できたときは、隠れた宝を見つけたような嬉しい気持ちになります。貨物＝物という単純なものではなく、お客様のご要望を踏まえ、航空会社と交渉する。さらに最適なプランを見つけ、営業所を通してお客様に提案する。このように人と人との繋がりを大切にし、常に学びのある大変やりがいのある仕事です。