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中国法人が新たに2拠点で航空一代ライセンスを取得
当社の中国法人のひとつである、北京近鉄運通運輸有限公司(以下KWE北京)は天津・瀋陽の2拠点において中国民航総局(CAAC)の発行する航空運輸販売代理業務一類(通称、航空一代)ライセンスを取得しましたのでお知らせします。今回の取得により、当社の中国法人の同ライセンス取得箇所は合計で9拠点(北京・上海・大連・青島・アモイ・深セン・広州・天津・瀋陽)となりました。今後も、杭州・南京・成都・武漢における航空一代ライセンスの取得を予定しています。
天津は、日系大手自動車メーカー及び部品メーカーの進出によって、今後とも物量の増加が期待されます。遼寧省の省都である瀋陽には、昨年外資系自動車メーカーが進出しており、中国政府の東北開発プロジェクトの進行とともに将来的な物量の増加が見込まれています。また、外資系の物流業者が沈陽において航空一代ライセンスを取得したのは、当社が初めてとなります。ライセンス取得に伴い、まず天津、瀋陽の両拠点における輸入貨物の自社ハンドリングを開始します。また、2005年10月以降に自社混載サービスの開始を目指します。
航空一代ライセンスとは、中国民航総局(CAAC)が発行するもので、国際航空貨物の販売代理店として、自社で直接航空会社からスペースを仕入れ、販売することが可能となります。直接航空会社と運賃・スペースの交渉ができることから、安定的なスペースの確保や、競争力のある運賃の提供が可能となります。更に、自社で貨物のハンドリングができるため、ダメージ防止、リードタイム短縮を図ることが可能となります。