中国法人 北京近鉄、天津に航空輸入オペレーション倉庫を新設

　当社の中国法人　北京近鉄運通運輸有限公司（Beijing Kintetsu World Express Co., Ltd.　以下北京近鉄）では、中国・天津地区に5ヶ所目の拠点となる航空輸入オペレーション倉庫を空港国際物流区に新設、4月1日より営業を開始しました。　天津は、中国政府が渤海湾沿海地区開発の拠点として位置付け、開発に力を入れている地区で、多くの日系、韓国系の電子機器並びに自動車メーカーを始めとする各種メーカーが集中しています。また、近年、天津空港周辺施設や交通網等の整備も進み、航空貨物量も増えてきています。

　北京近鉄では、2000年天津支店開設以来、同地区での販売拡大活動に力を入れており、既にセールスオフィス2ヶ所、空港オペレーションオフィス1ヶ所、中国国内ロジスティクス業務を目的とした倉庫1ヶ所を開設。航空貨物取扱量では、上海、香港、大連に次ぐ地区となっています。

　天津で5ヶ所目となる航空輸入オペレーション倉庫は、空港貨物ターミナルへ車で5分、天津市内へ30分、天津経済技術開発区、天津港保税区へは60分、北京市内へも2時間以内と、好環境に立地しています。今回の倉庫新設により、航空輸入の自社オペレーションが可能となり、更なる一貫輸送サービスの向上が図れると期待が寄せられています。

　なお、今回の倉庫新設で、弊社の中国ネットワークは、昨年3月から現在までの一年間で12拠点増え、10法人・38都市・97拠点となりました。今後も100拠点を目標に、弊社グループの中国ネットワークの拡充に力を入れていきたいと考えています。