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クアラルンプール空港管理会社より当社マレーシア法人、感謝状を贈呈される
当社のマレーシア法人であるKintetsu Integrated Air Service Sdn. Bhd.(以下 KWEマレーシア)はマレーシア国内の空港を管理するMalaysia Airports (Sepang) Sdn Bhd(以下 空港管理会社)より、クアラルンプール空港内の貨物上屋における、環境保全に貢献したということで感謝状が贈呈されました。
KWEマレーシアはクアラルンプール空港内で唯一ISO14001を取得したフォワーダーとして、2004年6月に取得して以来、環境マネジメントシステムの構築、運用により、具体的な環境汚染防止活動を展開しています。今回は上屋内におけるフォークリフトの燃料である軽油の管理手法について、空港管理会社から高い評価を受け、空港内でそのノウハウを空港上屋内に入居する全フォワーダーに提供したことから、感謝状を頂きました。
従来クアラルンプール空港の貨物上屋では、フォークリフトで使用する軽油は、各社が独自にドラム缶で管理し、ハンドポンプで給油する方式を取っていましたが、この方式では管理状況にバラツキがあり、軽油が流失するケースが頻発、空港内の環境悪化につながっていました。そこで、KWEマレーシアはISO14001を取得するにあたり、給油時に軽油の漏れがないよう設計された軽油保存タンクを特別に発注することで、安全な給油方式を確立しました。そして、今年空港管理会社からKWEマレーシアの管理手法を上屋内での標準としたいとの要請を受け、特注タンクについてのデータや管理マニュアルを公開しました。
また化学品の管理については、上屋内で保管している貨物が発火した場合を想定した消防訓練も定期的に行っており、環境面だけでなく、安全面でも化学品を取り扱うフォワーダーとして万全の体制を構築しています。
KWEマレーシアでは日常的にreduce・reuse・recycleを合言葉に様々な活動を行っており、梱包資材の再資源化やすべての自社トラックでグリーンエンジン(燃費の優れたエンジン)搭載車を採用するなど、地道な活動を続けています。今後もKWEマレーシアは環境に配慮した、品質の高いサービスを提供してまいります。