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成田ターミナルの自家発電機器設置工事を竣工


当社は、昨年12月に着工しました成田ターミナルにおける非常用自家発電機設置工事がこの度完了し、本日3月31日に引渡しを受けましたのでお知らせします。
当社は2006年にリスク管理基本方針を制定し、2008年には大地震を想定したBCP(事業継続計画)を策定しました。その中でも施設面においては、従業員の安全確保・災害時の復旧作業を行う上で電気設備が最重要であると考え、長時間停電に備えた自家発電機器の導入を検討してまいりました。その結果、当社所有施設の中でも最大規模である成田ターミナルでの停電に対するリスクが高いと考え、同ターミナルへの導入を2010年6月に決定し、約8ヶ月の機器製造・工事期間を経て本日より正式稼働となりました。
今回導入した機器は非常用設備で、電力会社からの受電停止時のみ自動切換えにより稼動し、オイルを利用した自家発電を行います。これにより、停電時にはターミナル内のライフラインおよび業務上必要な電力設備を1分以内に復旧させ、最大72時間(大規模災害時のインフラ復旧の目処は3日と想定/オイルタンクに2万リットル給油時)電力を供給します。
今後、成田ターミナルにおける停電時にも同機器の稼動により通関業務・倉庫業務が停止することなく提供可能となります。また、将来起こりうる成田地区における長時間停電や広域な大規模災害時にも安定したサービス提供を維持すると共に、地域の方々・社会にも貢献できるよう同機器を役立ててまいります。