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ニュース

2020年近鉄エクスプレス年賀式 社長年頭挨拶

2020/01/06
ニュースリリース

新年、明けましておめでとうございます。

いよいよ令和の年が本格的に始まります。本年は、当社が近畿日本ツーリストから独立して会社設立以来、50年という大きな節目を迎えます。これからの50年は過去におけるあらゆる環境や価値観とは全く異なる中での挑戦となります。

世界に目を向けますと、保護主義が台頭する一方で市場は世界規模への拡大を続けており、グローバル化の流れは変わらないものと思われます。
グローバル化の中ではさまざまな変化が世界中で同時に起こるようになり、それに伴うビジネス上の法律、制度、言語などはグローバルでの対応が求められます。また、その取り組みは一層煩雑なものとなり、コストは我々に跳ね返ってきます。私たちはKWEグループとして、APLLも参画した形でミドル・ガバナンスの充実したグローバルで効率性の良い組織を作ることが求められてきます。
また、これまで国別で捉えていたマーケットは、その境がなくなってきます。日本の市場は一地域のマーケットに過ぎず、日本において2位の地位を確かなものにできたとしても、世界において上位の地位を保たなければ生き残れ得ない時代に突入してきます。それ故に、グローバルでトップ10に入る企業へと成長することが求められます。

現在皆さんに取り組んで頂いている中期経営計画の骨子は、この様な環境に対応していくためのものです。勿論、当社の歴史や実力を考慮する必要はあり、細かな部分で網羅できていない課題もありますので、グローバルにおけるトップ・プレーヤーと肩を並べるには時間も労力も必要ですが、上位集団の一角に食い込むための体制作りは、スピード感をもって進めていきたいと思います。
また、今、国は『働き方改革』を推進しています。会社としては、その主旨に沿い、具現化するための環境作りを進めていきますが、一方で、我々が日系企業としての強みを育み、また、グローバルの過酷な環境の中で戦い、存続していくための体質強化は必須です。今までの形にとらわれることなくマインドセットを行い、変革に臨んでいきたいと思いますので、皆さんのご理解とご協力をお願いします。

新聞等では「2045年にシンギュラリティーを迎える」、つまり、AIが人間を超えると言われています。その論理の賛否はともかく、これから25年後のそのような事象を迎える時点においても、当社グループが市場から必要とされ、存続し、発展をするため、今から取り組む必要があります。中期経営計画に基づき“日本発祥のグローバルブランド”を目指し、“Global Top 10 Solution Partner”となるために、経営基盤の強化(グループガバナンスの強化、次世代ITの企画/導入、グローバル人材の育成強化、財務健全性の向上)を行い、掲げている営業戦略及びオペレーション戦略を実行し、APLLグループの支援を得ながら彼らとの協働を追求していきます。

2020年の我々を取り巻く市場環境は、地政学的な要因により非常に混沌とした状況が続くと予想されます。100年に一度といわれる技術の大変革期において、それに伴う物流は世界のどこかで発生するはずですが、一方で、その技術革新の覇権を巡る国同士の争いにより、状況はさらに複雑になっていくと思われます。しかし、中期経営計画に掲げた方向性、方針に変更はなく、我々のあるべき姿を具現するため目標に向かって邁進していきますので、各自置かれた立場で「自身が主役」であることを再度認識し、行動して頂きたいと思います。

最後に、皆さんとご家族にとって実りのある一年となりますことを心より祈念し、私の新年の挨拶とさせて頂きます。

代表取締役 社長執行役員
鳥居 伸年

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