中国法人 上海支店輸入監管倉庫（保税専用倉庫）を移転・拡張

当社の中国における現地法人Kintetsu World Express(China) Co., Ltd.（以下、KWE中国)は、上海の輸入監管倉庫（保税専用倉庫）を移転し、8月5日に税関より認証を取得して正式に業務を開始いたしましたのでお知らせします。

新監管倉庫は、上海浦東空港から3km圏内の第一監管区の一角に位置しています。倉庫の外観がコーポレートカラーのブルーであることからKWE Blue Boxと名付け、KBXの通称で親しまれています。

上海浦東国際空港に到着した貨物は、危険品や保冷品等の特殊貨物を除き、航空会社の上屋から監管区内にあるフォワーダーの監管倉庫へ転送後、輸入通関が開始されます。このため、倉庫に備えられている機能やフォワーダーの業務品質は、上海での航空輸入サービスにおいて重要なポイントとなります。
今回の移転により倉庫面積は旧倉庫と比較し約1.7倍に拡大、小口貨物用の移動式ラック導入やラックエリアを拡張するなど、業務品質を維持しながらこれまでよりもさらに多くの貨物の荷扱いが可能となりました。また、倉庫内にはULDワークステーションを設置し、日系フォワーダーで初めてとなる掘り込み式のULD取卸し昇降機を導入しました。これにより高所でのULD解体作業が不要となり、安全性の高い作業を行うことで貨物のダメージ発生を防ぐことができます。

新航空輸入監管倉庫は、24時間365日の業務体制にて滞りなく、安全に、各発地国から到着するお客様の貨物を取扱いいたします。今後より一層サービスの品質とお客様満足度を向上させ、ビジネスの拡大に取り組んでまいります。