タイ法人 排出量削減に向けEVトラックを導入

株式会社近鉄エクスプレス（本社：東京都港区）のタイの現地法人であるKWE-Kintetsu World Express (Thailand) Co., Ltd.（KWEタイランド）は、このたび、脱炭素化へ向けたCO₂排出量削減の取り組みとして、EVトラックを導入しました。

導入車種は、バンが1台、4輪トラックが2台、6輪トラックが2台の計5台で、バンコク市内やナワナコン地区の集配業務にて活用します。導入と同時に、タイ法人本社とナワナコンロジスティクスセンターに、充電ステーションを設置します。

世界的にEVの普及が進む中、タイの自動車市場でもEVが注目されていますが、航続距離やメンテナンス、充電インフラなど、まだまだ解決すべき課題があります。一方、タイ政府は2030年までに国内の自動車生産台数に占めるEVの割合を30％に引き上げる目標を掲げており、タイにおけるEVシフトは加速していくことが予想されます。

KWEグループは、2030年にCO₂排出量35%削減（2022年度比）、2050年のカーボンニュートラル実現という中長期目標を掲げています。
今後も、排出量削減の取り組みとして、EVトラックの導入、HVO（水素化植物油）を燃料とするトラックの利用、使用電力の再生可能エネルギーへの転換など、持続可能な社会の発展に貢献するための施策を推進していきます。