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全日本空輸・京セラとSAFの活用によるCO₂排出量削減に関する契約を締結
株式会社近鉄エクスプレス(本社:東京都港区 以下、KWE)はこの度全日本空輸株式会社(本社:東京都港区、以下、ANA)及び京セラ株式会社(本社:京都市伏見区 以下、京セラ)と、ANAが提供する「SAF Flight Initiative: For the Next Generation」カーゴ・プログラムに関する三者間契約を締結しましたのでお知らせします。
![SAF Flight Initiative](../upload/images/news240709_1.png)
当社は2021年、持続可能な航空燃料Sustainable Aviation Fuel(SAF)等の活用を通じた航空貨物の輸送等による産業バリューチェーンにおける間接的なCO₂排出の可視化と削減のためANAが提供するプログラム「SAF Flight Initiative: For the Next Generation」の趣旨に賛同し、ローンチカスタマーとして参画しました。以来、SAFのCO₂排出削減効果を環境価値として同社より購入し、当社のサプライチェーンにおける最大の温室効果ガス排出であるスコープ3排出の削減に取り組んできました。同時に、ANAや関連するステークホルダーとの議論を重ね、SAFの環境価値を荷主企業と共有する方法を模索してきました。
その結果、独立第三者認証機関からのCO₂排出削減証書発行プロセスについての妥当性評価を受け、ANAよりKWEと荷主企業連名のCO₂排出削減証書を発行することが可能となりました。
削減証書は、ANA便に搭載する当社混載サービスをご利用の荷主企業に対し、利用実績に基づいてその排出量を算出し、削減に必要なSAF(環境価値)を割り当てた上でANAが発行します。荷主企業は自社のスコープ3排出削減をCDPへの回答やSBTiへの報告に使用することが可能です。
この度、この取り組みに賛同した京セラ様が荷主企業第一号として参画されました。
我が国では、GX実現に向けSAFに対する認識が徐々に高まっています。
当社は、多くのお客様をはじめ社会全体へのアピールとして、今回のようなSAF普及に向けた取り組みに重点を置き、我が国でのSAF生産・供給、そして脱炭素社会の実現へ引き続き貢献してまいります。
![SAF Flight Initiative](../upload/images/news240709_2.jpg)
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