お見積り
キャセイパシフィック航空とSAF利用に関する追加契約を締結
株式会社近鉄エクスプレス(本社:東京都港区、社長:山中哲也)はキャセイパシフィック航空(本社:香港、最高経営責任者:ロナルド・ラム)と持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel, SAF)利用に関する追加契約を締結しましたのでお知らせします。
当社は2021年より、キャセイパシフィック航空とSAFの利用に関する意見交換と協議を重ねてまいりました。2022年4月には、アジア初の同社法人向けSAF実証プログラムにローンチ・カスタマーとして参画、他の参画企業とともに先進的な取組みが評価されました。2023年には、本格的に当社のスコープ3排出量削減施策に組込み、荷主であるお客様ともその環境価値を共有する仕組みを確立するために、2年間の契約を締結しました。
今回はその契約をさらに拡大し、本年より2027年までの3年間にわたり、同社からSAF環境価値を調達することとなります。
主要航空会社各社においては、2030年までに使用航空燃料の10%をSAFに置き換える目標を掲げていますが、未だその供給量は全航空燃料供給量の1%にも満たず、製造コストも依然として高い水準にあります。SAF普及に向けては、航空輸送に関わる全てのステークホルダーの意識向上と積極的な参画を促すことが不可欠です。
当社は、今後もこのような機会を活用し、自社のスコープ3排出量の削減とともに、お客様への継続的な低炭素輸送オプションの提供と、日本およびアジアにおけるSAF利用に向けた機運醸成に貢献してまいります。