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2026年度入社式 社長挨拶(要旨)
株式会社近鉄エクスプレス(本社:東京都港区)は本日、41名の新入社員を迎えました。
新入社員に向けた代表取締役 社長執行役員 山中哲也の挨拶は以下のとおりです。
皆さん、本日は入社、誠におめでとうございます。
今日、こうして皆さんを社員としてお迎えできることを、心から嬉しく思います。皆さんは今日から、世界を舞台に活躍する当社の一員です。
今日は、皆さんにとって、自らの責任で価値を生み出していく人生の新たなスタートの日です。同時に、私たちの会社にとっても、新しい力、新しい発想、新しい可能性が加わる特別な日です。皆さんの存在そのものが、会社に新しい風を吹き込んでくれるものと確信しています。
当社は長年にわたり国際物流の分野で、世界各国をつなぎながら、お客様のグローバル・サプライチェーンを支えてきました。国際物流という仕事は、常に世界の動きと隣り合わせにあります。国際紛争や地域情勢の緊張、通商政策の変更、パンデミックの発生、さらには大規模な自然災害や世界経済の変動など、こうした出来事が私たちの日々の仕事に直接影響を及ぼします。昨日まで順調に動いていた貨物が、海域の封鎖や航空便の運航停止によって、突然滞ることもあります。そのたびに私たちは知恵を絞り、代替ルートを確保し、お客様の物流を止めないために全力を尽くしてきました。
物流は決して表舞台に立つ仕事ではありません。しかし、モノが動かなければ経済は成り立たず、人々の暮らしも支えられません。私たちは「見えないところで社会を動かす」仕事をしていることに誇りを感じています。その使命に共感し、当社を選んでくださったことを、大変心強く思います。
ここで、少しだけ私自身の話をさせてください。
私のキャリアは、決して最初から描いていた通りの一本道ではありませんでした。突然の異動もあれば、公私ともに想定外のチャレンジもありました。しかし、その一つひとつの経験が、確実に自分の糧となりました。振り返ってみると、「与えられた場所で全力を尽くす」ことの積み重ねが、次の機会を呼び込んできたのだと実感しています。
皆さんにも、自分自身を成長させる将来のキャリアパスをいくつか思い描きながら仕事に取り組んでいただきたいと思います。いずれの道も、今日この日から始まります。
最初の一歩として重要なのは、「いま目の前の仕事」に真摯に向き合うことです。その積み重ねが、5年後、10年後、20年後の皆さんの姿をつくります。どうか、自分の可能性に限界を設けず、大きな志を持って歩んでください。
新しい環境に飛び込む不安は、誰にでもあります。「自分にできるだろうか」と感じるのは自然なことです。私も入社当時、失敗を恐れ、叱られることを恐れていた一人でした。
しかし、挑戦しなければ成長はありません。失敗は決して恥ずかしいことではなく、成長するための貴重な糧となります。大切なのは、同じ失敗を繰り返さないこと、そこから何かを学び取ることです。困ったときは一人で抱え込まず、同期や先輩、人事部など、必ず周囲に相談してください。質問すること、相談すること、意見を述べることは、組織を強くします。皆さん自身も確実に成長していきます。
そして、ぜひ心に留めておいてほしいことは、この場にいらっしゃる皆さんの隣にいる「同期の仲間」の存在です。同じ時代を共に歩む存在であり、最も理解し合える仲間であり、かけがえのない財産です。今日この場にいる皆さんが、何十年後かに「あのとき一緒に入社した仲間がいた」と誇りに思える関係を築いてくれることを願っています。
最後に、社会人として、そしてグローバルに事業を展開する企業の一員として、常に忘れないでほしい三つのポイントをお伝えします。
それは「挨拶」「笑顔」「マナー」です。どれも当たり前のことですが、この当たり前のことを自然にできている人は決して多くありません。
世界のどの国でも、どの文化でも、人としての基本は共通です。信頼は、日々の小さな行動の積み重ねから生まれます。テクノロジーが進化しても、最後に選ばれるのは「この人と仕事がしたい」と思われる人柄です。ぜひ、この三つのポイントを忘れることなく、世界中に多くの友人をつくり、人生の財産のひとつとしてください。
皆さん一人ひとりが、当社の未来を形づくる大切な存在です。どうか挑戦を恐れず、自らの可能性を信じて前に進んでください。
Enjoy your challenges.
私たちは、常に皆さんとともに歩み、皆さんの成功を全力で支えていきます。
改めまして、本日は入社、誠におめでとうございます。皆さんの輝かしい未来と、これからの大いなる活躍を、心から期待しています。
代表取締役 社長執行役員
山中 哲也